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Windows環境からSOURCEFORGE.JPにホームページをアップロードしよう
RAPに参加し,RAPのホームページを作ることになったtacoですが,なんせ私はホームページをタグ打ちして作成するという芸当はできません。いや,昔はやってたんですが面倒になりました。だから,いつもFrontpage2000でホームページを作ってるんです(笑)。だってー簡単なんだもーん(爆)
そんなわけで,Linux(Vine,Kondara)を使っていながらも,Windowsでホームページを作成して,WindowsからSOURCEFORGE.JP(SFJP)にホームページをアップロードしなきゃならんのです
え?Linux使ってんならbluefishやNetscapeComposer使えって?。そ・そんなー(=T_T=)。
で,なんとかWindowsマシンからSOURCEFORGE.JPにファイルを転送する手段が整ったので,ここでその方法を公開しようというのが狙いです。まさにRAP精神ですな。
WindowsなマシンからSOURCEFORGE.JPにホームページをアップロードする前に,SSH接続できる環境をつくりましょ。
Windows環境で,SOURCEFORGE.JPにSSH接続したりするためには,次の流れになります。
Windows環境で,SOURCEFORGE.JPにSSH接続したりするためのソフトウェアを集めましょう。必要なソフトウェアは以下のとおりです。「絶対にコレじゃないダメっ」っていうことはありません。他にもすばらしいソフトウェアはたくさんあるでしょう。「このソフトウェアの方が,この点において素晴らしいのだよ」というご意見,自薦他薦がありましたらご連絡ください。僕が使います(笑)。
また,よく言われることではありますが,最新のソフトウェアを使いましょうね。
ソフトウェア:PuTTYgen
目的:SSH1の公開鍵,秘密鍵を作成するために必要。
ダウンロード場所:http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.htmlソフトウェア:TeraTermPro 2.3
目的:日本語のOKなターミナル
ダウンロード場所:http://www.forest.impress.co.jp/library/terat.htmlソフトウェア:TTSSH
目的:TeraTermProをSSH対応にする
ダウンロード場所:http://www.forest.impress.co.jp/library/ttssh.htmlソフトウェア:WinSCP
目的:SSHを使ってファイル転送する
ダウンロード場所:http://winscp.vse.cz/eng/download.php
(注意)WinSCP2.exe をダウンロードすると後が簡単です。
PuTTYgenでSSH1接続のための公開鍵,秘密鍵を作成します。
1. PuTTYgenを起動します。
2. Parameters の Type of key to generate: は SSH1(RSA) をクリックします。そして,<Generate>ボタンをクリックします。
3. マウスをこのウィンドウ内でぐるぐる動かします。BGMをかけ,音楽に合わせて動かしましょう(笑)。気分はすっかり指揮者です(笑)。ここはRAPですから,RAP音楽でもOK。レコードこする感覚でいきましょう!。すると,どんどんゲージが伸びていきます。
4. ゲージが端まで到達したら,自動的に鍵の生成を行います。そして,パスフレーズを入力します。
Key comment:
鍵にコメントをつけます。デフォルトのコメントでも問題はありません。
Key passphrase:
パスフレーズを入力します。自由に決めてください。なお,SORCEFORGE.JPのアカウント作成時に使用したパスワードではありません。また,SOURCEFORGE.JPのアカウントと同じパスワードを使用するのはよくないです。当然のことですが,ここで入力したパスフレーズをメモしてモニタやPCに貼り付けることはやめましょう(=^_^=)。
Confirm passphrase:
Key passphraseで入力したパスフレーズを再度入力します。
5. 作成された公開鍵(public key),秘密鍵(private key)を適当な場所に保存します。ファイル名はなんでもOKなんですが,公開鍵を「identity.pub」,秘密鍵を「identity」とするのが一般的のようです。Linuxにあるssh-keygenもそーなってるようです。保存した場所はよく覚えておきましょう。
6. これで公開鍵,秘密鍵の作成は完了です。
「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の5.で保存した公開鍵を,SOURCEFORGE.JPに登録する必要があります。
1. SOURCEFORGE.JPにログインし,アカウント管理をクリックします。
2. 「アカウント管理」のページが開いたら,ページの下にある「シェルアカウント情報」の[鍵の編集]をクリックします。
3. 「CVS/SSHで共有する公開鍵」のページが開いたら,メモ帳などで「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の5.で保存した公開鍵を開き,内容をコピーし,公開鍵:のテキストエリアに貼り付けます。ここで注意しなければならないのは,改行を入れないようにすることです。
4. 貼り付けたら<更新>ボタンをクリックします。
5. 「アカウント管理」のページに戻ったら,ページの下にある「シェルアカウント情報」の「CVS/SSHで共有する公開鍵」の数字が1になっていることを確認します。これで鍵が1つ登録されたことを意味します。3. で改行が入っていると,数字が1以上になります。
6. これで公開鍵の登録は完了です。公開鍵がSOURCEFORGE.JPで更新されるまでに少し時間がかかるようです。TeraTerm,TTSSH,WinSCPをインストールして待ちましょう。
TeraTermのインストールはすごく簡単です。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し,setup.exeをダブルクリックして,<次へ>ボタンを連打してください(笑)。TeraTermの標準的なインストール場所は
C:\Program Files\TTERMPRO
です。
TTSSHのインストールもすごく簡単です(笑)。ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。ここで注意するのは,解凍先はTeraTermProをインストールした場所ということだけです。
ホームページからapplicationをダウンロードした方は,そのままでOKです。ZIP archiveをダウンロードした方はZIPファイルを適当な場所に解凍します。僕はTeraTermProと同じ場所のC:\Program Files\TTERMPROに保存しました。
ここまできたらそろそろSOURCEFORGE.JPの公開鍵の更新も終わっているでしょう(=^_^=)。早速,SSH接続してみましょう。SSH接続ができるようにTeraTermProを起動しますが,スタートメニューに登録されているTeraTermProではSSH接続ができません。何も設定してないですから(笑)。ホームページを探すと設定方法が載っていますが面倒そうです(爆)。
「(5) TTSSHのインストール」でインストールしたC:\Program Files\TTERMPROにある,ttssh.exe をダブルクリックすればいいのです(笑)。
1. ttsshを起動すると次の画面が表示されます。
ホスト:
shell.sourceforge.jp と入力します。
サービス:
SSH をクリックします。
2. <OK>ボタンをクリックすると,SSH認証画面が表示されます。
ユーザ名:
SOURCEFORGE.JPのアカウント名を入力します。
パスフレーズ:
「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の4.で入力したKey passphraseを入力します。
RSA鍵を使うをクリックし,<個人鍵>ボタンをクリックし,「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の5.で保存した秘密鍵(この画面では個人鍵のこと)を指定します。
3. <OK>ボタンをクリックするとSSHによる接続が開始されます。
4. これでSOURCEFORGE.JPへSSH接続することができました。
1. WinSCPを起動します。
2. Basicタグの内容を編集します。
Host name:
shell.sourceforge.jp と入力します。
User name:
SOURCEFORGE.JPのアカウント名を入力します。
Private key file:
「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の5.で保存した秘密鍵を指定します。
3. Directoryタグをクリックし,内容を編集します。
Remote directory (right panel):
SORCEFORGE.JPでのプロジェクトホームページを登録するディレクトリを指定します。プロジェクト管理者さんからディレクトリを聞いておきましょう。プロジェクトのホームページは,
/home/groups/(プロジェクト名の先頭1文字)/(プロジェクト名の先頭2文字)/(プロジェクト名)/htdocs/
になってるっぽいです。
「Remote directory (right panel)」は指定しなくてもWinSCPは使用できますが,とってもディレクトリの移動が面倒です。なぜなら,何もしなければ接続時にプロジェクトではなく自分自身のホームディレクトリになるからです。んまーSSH接続してln -sしておいてもいいんですが。
Local Directory (left panel):
ここには,Windowsパソコンで作成したホームページのディレクトリ(フォルダ)を指定します。ホームページ作成ソフトウェアによって違いますが,普通は,
WindowsNT4/2000/XPだと
C:\Documents and Settings\(Windowsパソコンのログインユーザー名)\My Documents\My Webs
Windows95/98/Meだと
C:\My Documents\My Webs
あたりになっているはずです。
4. Stored sessionsタグをクリックし,設定を保存します。
保存されるセッション名は標準でBasicタグ内のUser name@Host nameになるようです。変更しても問題はありません。
5. <Login>ボタンをクリックすると,パスワード入力画面が表示されます。
「(2) PuTTYgenによるSSH1の公開鍵,秘密鍵の作成」の4.で入力したKey passphraseを入力します。
すると,
6. これでSOURCEFORGE.JPへWinSCPによる接続が完了しました。あとはドラッグ&ドロップでファイルを転送するだけです。
あ。最後に。ホームページはeuc-jpで作成すると,SSHで接続してviで編集するとかの時に便利です。
2002/05/06 作成・変更
(C)RAP (Resource Archive Project) 2002